昨日、11時、お医者さんへ連れて行った。
3軒目のお医者さん
ウサギも診れると聞いていたので
連れて行った。
そこは、大きなショッピングセンターの中に入っている
病院で受け付けのカウンターの横におススメ、ウサギフードが2種類置かれていたので
ここへ、来てよかった、ウサギの患者さんが多いんだ~と安心した。
受付の女の人が、カルテを作りますので記入をお願いします。
裏の記入もお願いしますと言った。
カルテの裏、一番上には、貰った、購入した、の項目があった。
保険に入っておられますか?と聞かれた。
「入ってません」
こんなことを、書かされたり、聞かれたりしたことなどなかったので
心配になった。
クマちゃんの名前が呼ばれ
診察室に入った
耳の中を筒型器具で診察、膿がたくさん入っていた。
看護婦さんが座って膝に乗せ先生が口の中に筒型器具を突っ込み
「歯が伸びすぎてます」「眼球を見て下さい脈打ってるでしょ」と言った。
強く押さえつけられ、無理やり口の中に筒型器具を入れられていた
その時、クマちゃんの首が折れてる
不自然に折れてしまっている。
先生は気づかず器具を持って反対側に移動
「先生、クマの首がおかしいです!」
きつく押さえすぎて折れた首をクマの体をゆすって
看護婦が形だけは整えた
クマが
「ウオー ウオー」
と泣いた。
最後の力を振り絞り泣いた。
ウサギなのに、大きな声だった。
「ショックを受けたようです、蘇生しますのでお持ちください」
診察室から出て待合で待つ。
来て下さい。
さっきとは違う部屋に呼ばれると、
大きなベッドによこになり酸素を吸入されているクマちゃん。
「心臓マッサージをしてもダメなようですので注射を打ってみます」

ウサギは死ぬ間際まで元気をよそおうって
いうけれど、病院に来るまで元気だった眼球は普通そのもの
早目にと思って、よりよい病院へ、と思って
連れて行ったのに
クマちゃん、ごめんね!
怖かったよね!
かあさんは、ずーっとクマちゃんの事を忘れない
あと20日で家に来て4年だったね!
クマちゃんが、かわいくて、かわいくて、
私は、幸せだった。
ウサギが、こんなに可愛いなんて知らなかった。
お利口さんだったなんて知らなかった。
クマちゃんが、大好きだった。
生まれ変わったら、また、家に来てください。
クマちゃん、ありがとう。